QI研究委員会

池上 直己

委員長 池上 直己(いけがみ なおき)

慶應義塾大学医学部 医療政策・管理学教室 教授
(医師・医学博士)

1975年 慶應義塾大学医学部卒業
1982年 慶應義塾大学医学部病院管理学教室講師
1988年 同助教授
1990年 慶應義塾大学総合政策学部教授
    ペンシルベニア大学訪問教授
1996年 慶應義塾大学医学部医療政策・管理学教室教授
    現在に至る

(インターライに関する略歴)

1994年に国際研究組織のNPOインターライ(事務局:米国ワシントン)の創設メンバーとしてフェローに就任。1998年にはインターライのアジア拠点としてインターライ日本委員会を設立、委員長就任。1999年にMDS方式アセスメントの日本語版2冊 (『日本語版MDS2.1施設ケアアセスメントマニュアル』、『日本版MDS-HC2.0在宅ケアアセスメントマニュアル』いずれも医学書院) を刊行。これらの累計発行部数は10万部を超えている。さらに、2004年には、MDS-HCから算出する質の指標HC-QIの開発にも関わった。2009年には、質の評価体制を推進のためQI研究会設立、2011年に組織を改組してNPO法人「インターライ日本」を設立し、理事長に就任した(現職)。2011年11月に監訳者として『インターライ方式ケアアセスメント』(医学書院)を刊行した。

(その他の主要著書)

  • ・『医療の政策選択』(勁草書房、1992年)
  • ・『日本の医療‐統制とバランス感覚』(ジョン・キャンベルと共著、中央公論社、1996)
  • ・『臨床のためのQOL評価ハンドブック』(福原俊一らと編著)(医学書院、2001)
  • ・『医療問題―第4版』(日経文庫、2010年)

(国内の主な兼職)

  • ・日本医療・病院管理学会理事長、医療経済学会会長
  • ・厚生労働省中央社会保険医療協議会・慢性期入院医療包括評価調査分科会会長
  • ・厚生労働省終末期医療のあり方に関する懇談会委員
  • ・厚生労働省高齢者医療制度改革会議委員

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新津 ふみ子

新津 ふみ子(にいつ ふみこ)

日本社会事業大学 専門職大学院 教授
(看護師・社会福祉士)

新宿区で16年訪問看護に従事後、在宅ケアの研究研修を行う「ケア・コーディネーション研究所」を設立、2000年には、介護サービスの第三者評価、コンサルを行うNPO法人「メイアイヘルプユー」を設立。現在は、日本MDS学会の会長を務めるほか、社団法人全国訪問看護事業協会の監事等。実務者を対象としたMDS関連の著書も多く、各地で現任者向け研修の講師を務める。NPOインターライ日本 理事。

(主要著書)

  • ・『ケア・コーディネーション入門』医学書院 (1995)
  • ・『やさしくあたたかい家庭介護』(共著) 新企画出版社 (1996)
  • ・『忙しい現場のためのMDS‐HC入門』(共著) 医学書院 (2001)
  • ・『在宅ケアマニュアル』(共著)
  • ・『MDS方式によるケアプラン事例集』(共著)医学書院 (2006)

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高野 龍昭

高野 龍昭(たかの たつあき)

東洋大学ライフデザイン学部生活支援学科 准教授
(社会福祉士・介護支援専門員)

益田赤十字病院、西広島リハビリテーション病院の医療ソーシャルワーカー等を経て、益田市美濃郡医師会居宅介護支援事業所において介護支援専門員として従事。MDS方式の日本導入当初からのユーザー。2005年より東洋大学専任講師となり、2011年より現職。専門領域は高齢者福祉。ケアマネジャーとして長年の実務経験を活かし、2011年5月にはNHK教育テレビ『資格☆はばたく』でケアマネジャー資格の番組講師としても出演(4回シリーズ・番組テキストあり)。学術書・論文のほか、実務者向けの専門誌への執筆多数。

(主要著書)

  • ・『忙しい現場のためのMDS-HC入門』(共著)医学書院, 2001
  • ・『医療ソーシャルワーカー新時代』(共著)勁草書房, 2005
  • ・『ソーシャルワーカーのための介護』(第2版)(共著)有斐閣, 2006
  • ・『最新介護福祉全書2 社会の理解』(共著)メヂカルフレンド社, 2008  他

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石橋 智昭

石橋 智昭(いしばし ともあき)

ダイヤ高齢社会研究財団 研究部長
(医学博士)

亀田総合病院(専任研究員)、慶應義塾大学医学部(助教)を経て2011年より現職。専攻は高齢者ケアサービス研究。慶應義塾大学医学部、東邦大学看護学部非常勤講師。財団での研究プロジェクトは「ベンチマーキングに基づく介護の質評価研究(HC-QIプロジェクト)」・「介護事業の効果検証に向けた自治体共同研究」・「生きがい就業の効果に関する長期追跡研究」を統括。『インターライ方式ケアアセスメント』の翻訳を担当。

(主要論文)

  • ・「アセスメントデータを用いた居宅ケアの質の評価 -HC-QIの活用- 」( 共著『老年社会科学』,2011.vol.33-3)
  • ・「介護サービスの質を可視化する」 石橋智昭: クォータリー生活福祉研究,vol.78
  • ・「軽度者への訪問介護サービスは虚弱化を促進するのか;日本とデンマークでの実証研究から」(共著『介護保険情報』2011.3)
  • ・「介護予防施策における対象者抽出の課題;特定高齢者と要支援高齢者の階層的な関係」,厚生の指標, 2007.vol.54-5

五十嵐 歩(いがらし あゆみ)

東京医科歯科大学 助教

川添 チエミ(かわぞえ ちえみ)

財団法人仁風会 嵯峨野病院在宅事業部長

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